令和2事務年度の所得税の調査等の状況が公表!?なんと過去最高に【税務調査】
2022-05-17
国税庁は 11月25日、 令和2事務年度(令和2年7月〜令和3年6月)の 所得税調査等の 状況を公表しました。 所得税の調査等の件数は 50万2,298件(前年43万1,495件)で そのうち 実地調査の件数は 2万3,804件(前年5万9,683件)と 新型コロナウイルス感染症の影響を受けて 大幅に減少。 申告漏れ所得金額の合計は 5,577億円(前年7,891億円) 追徴税額の合計は 732億円(前年1,132億円) 調査1件あたりの平均調査日数は 8.9件(前年7.4件)で やや長期化傾向にある。 主な調査状況は 有価証券・不動産等の 大口所得者や経営的な所得が多く、 特に 「富裕層」に対する調査では 調査件数は2,158件(前年4,463件) 申告漏れ所得金額は487億円(前年789億円) 追徴税は117億円(前年259億円) と減少したものの 1件あたりの 申告漏れ所得金額が2,259万円(前年1,767万円) で過去最高となった。 シェアリングエコノミー等 新分野の経済活動に係る取引を行う 個人に対する 実地調査件数は1,071件(前年1,877件) 申告漏れ所得金額は 1,872万円(前年1,264万円) 1件当たりの追徴税額は 494万円(前年349万円)で いずれも過去最高となった。 主な取引区分別の実地調査権は ネットトレード(暗号資産)が432件 シェアリングビジネスが191件 ネット広告が58件 デジタルコンテンツが30件 となった。 コロナで 副業をする人が増え ビジネスもリアルからバーチャルへと移り 表から見えなずらい仕事が 増えてきました。 だからと言って 申告をしないと このように税務調査で追徴税を 払うことになります。 一時期流行った ウーバーイーツや 暗号資産、 メルカリなどでの転売など 流行って 簡単なもので 本部が情報を 保有しているところは 税務署が本部に入ることで 一気に申告漏れを 捕捉されてしまいます。 今年も あと1カ月を切り 確定申告の時期になりますので、 お気を付けください。 ご相談、ご不安なことが ありましたら、 お気軽に 中島税理士・行政書士事務所まで お問い合わせください。 セカンドオピニオンとしても 税務調査対策としても ご提案を致しております。港区六本木の中島祥貴税理士事務所 〒106-0032 東京都港区六本木4-1-1 第二黒崎ビル6階 0120-535-114(平日9:00~18:00)