ソフトウェアの開発費用はどのように処理するか 【法人税節税】

2013-05-20
Q40 ソフトウェアの開発費用はどのように処理しますか A40 ソフトウェアは原則として無形固定資産に計上されます。  ソフトウェアには、市販されているパッケージソフトだけでなく、自社の独自仕様として新たに開発してもらったシステムも含まれます。  ですので、一定の金額を超える金額でソフトウェアを取得した場合は無形固定資産に計上して減価償却を行なっていきます。  この場合のソフトウェアの取得価額は、以下のように計算します。  (1)購入した場合  購入の代価+購入に要した費用+事業の用に供するために直接要した費用  (2)独自仕様として開発してもらった場合  上記の式に加え、そのソフトウェアの導入に当たって必要とされる設定作業及び自社の仕様に合わせるために行う付随的な修正作業等の費用の額を加算します。  一定の金額の基準ですが、通常資本金1億円以下の会社であれば、取得価額が30万円未満の場合は支払い時に全額費用計上できます。  一方取得価額が30万円以上の場合は無形固定資産に計上して5年間で均等償却することになります。
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