会社を黒字にするためには

「売上―経費=利益」であることを忘れてはいけない では、どうすれば1年で会社を黒字にすることができるのか? まず最初にすべきことは、経費の削減です。 売上を上げる前に、変動費などの売上原価、製造原価、販売費・管理費などの固定費を徹底的に削減することに取り組むことが必要です。 これ以上できないくらいの経費削減に取り組むことです。 多くの会社は経費肥大状態です。 相談に来られる社長や現在の私どもの指導先の社長の中でも、 「これ以上削減できないくらい削減はしたから、次はどうすればいいかを教えてほしい」 ということを言われることがあります。 ところが、「そうなのか」と思って念のため試算表や決算書を見ながら各科目のその内訳を聞くと、 まだまだ改善の余地がある会社ばかり。 まだ「売上を上げるぞ!」という隠れた欲があって営業経費を削減できていなかったり、 会社をスリム化することに対する怖さがあったりして、 まだできる削減に踏み切れていないのです。 「すべてのコストをゼロにする」ことに果敢に取り組む会社は必ず黒字になります。 「コストゼロなんてそんなのムリ。 できる範囲でやればいい」という会社は、 たとえ黒字になっても短期間だけ。 すぐに赤字に逆戻りです。 ただし、いくら経費削減と言っても、 売上を下げるような経費の削減はやってはいけません。 また、経費の削減と同時に、 利益率の高い顧客や商品を見つけ、 それに注力することにも必ず取り組まなければいけません。 そして、最低でも月1回の棚卸を行い、 常に商品別の在庫流動状況を把握し、 滞留在庫を減らし、 デッドストックを減らすのです。 今の売上に対して最小の経費の会社にするのです。 その後、この経費でできる最大売上にチャレンジします。 商品顧客マトリックスなどを使って、 最大売上の姿を掴み、 これを実現するための具体的な活動を営業に指示するのです。 「1年で実現する」という意識が会社を変える 黒字の会社を作り上げるためには、 経営者自らが先頭に立って「意識改革」と「体質改善」を1年の短期間で実現することなのです。 まとめです。 赤字から黒字にするには、次のことを検討しましょう。 1、経営者と社員の意識のベクトルを合わせる「ベクトル戦略の実践」(会社は何のために存在するのか) 2、これ以上できないくらいの「固定費の削減」 3、商品構造や顧客構成の見直しなどによる「限界利益率の改善」 4、「既存顧客の売上アップ」 5、「新規顧客の獲得」 6、経費は活かしてつかう 7、過剰在庫等は早めに処分する 8、赤字の得意先等がないかチェックする 9、不要不急の資産は処分し身軽になる
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