資金調達の目的 【資金調達】
2014-09-04
企業の資金調達にはさまざまな目的があります。
大別すると、短期資金と長期資金
短期資金には、
経常的運転資金と一時的運転資金に、
一時的運転資金には決算資金と賞与資金があります。
長期資金には、
設備投資資金と長期運転資金に、
長期運転資金には債権資金と在庫資金があります。
長期資金は
長期間にわたって固定化されるため、
できれば自己資本で、
借入金に依存する場合でも
長期借入金で調達する必要があります。
特に、設備投資資金を
長期借入金でまかなう場合には
次の点に注意しなければいけません。
1、設備投資に伴って発生するキャッシュフローを計算し、
無理のない返済計画をたてること
2、原則として、長期借入金の返済期限は、
投資した設備の耐用年数に一致させること
3、設備投資を行うと、
設備投資資金のほか、
生産量の増加に応じて
より多くの経常的運転資金が必要となるので、
あらかじめ経常的運転資金の調達についても
計画をたてておくこと
また、短期資金は
短期の資金需要に対応するものですから
短期借入金で調達しても構いませんが、
資金の調達と運用のタイミングがずれないように、
きちんとした資金計画をたてる必要があります。
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