持続化給付金の代わりの一時支援金の申請は難しいのか!?【税務調査】
2021-09-14
ちょうど昨年の今頃に 持続化給付金の給付がありました。 持続化給付金の申請方法は あまりにも簡単で その後、不正受給者も発覚され 逮捕者が出たのは 記憶に新しいです。 そして、 今、一時支援金の申請が 大詰めを迎えています。 申請期限は 今月末まで。 この一時支援金 「緊急事態宣言に伴う飲食店の時短営業や 不要不急の外出・移動の自粛により影響を受け、 売上が減少した中堅・中小事業者に支給する。」 とかなり限定された 記載のされ方をしています。 実際、 給付状況は どうなのか? 今回の委託先が 本当に使えない バカです。 私は今回、 申請対象になっていないのですが、 事前確認を行う 登録確認機関に 登録しています。 この事前確認は 持続化給付金のような 不正が起きないように 申請会社が 実態があり、 ちゃんと事業を行っているかを 事前に確認する手続きです。 そして、 この登録確認機関は 中小企業庁が認めた認定支援機関か 士業でなければ 登録できません。 にもかかわらず、 登録確認機関のIDを発行されるのに 1カ月も掛かりました。 また、 その後、 電話で本人確認があるのですが、 それが2、3回きて その度に以前のIDが無効にされました。 あまりに対応がひど過ぎるので 霞が関の中小企業庁に直接電話をしました。 すると 官庁としては 中小企業庁だが、 完全に委託しているので 実際の審査や手続きは その委託先がすべてやっており、 申請者等への 直接のやり取りは その委託先の下にある 会社が行っているので、 こういったクレームや連絡がきたことを 伝えることしか 中小企業庁としては できないとのことでした。 IDを取り消されて 再発行の依頼をしてから 2週間以上も連絡がなく、 お客さんの事前確認が できない状況でも 何の対応もできないそうです。 頭に来たので その委託先を聞きました。 『デロイトトーマツ』 です。 持続化給付金で悪名が流れた 『電通』の後、 持続化給付金の委託を引き継いだ 『デロイトトーマツ』は、 今回、2回目の委託で 慣れてスムーズに行うのが 当たり前の状況で 自分たちは ちゃんと管理せず、 ただ単にその業務を 孫請けの会社に投げているだけの 中抜きを 『電通』同様行っているのです。 『デロイトトーマツ』と言えば 監査法人のビッグ4にも名が上がる 法人ですが、 所詮、この程度です。 会計事務所にしろ 会社にしろ 大手より 中小の方が よっぽど真面目にちゃんと やっていると 感じます。 さて、 そんな一時支援金ですが、 実際の申請状況からすると 「緊急事態宣言に伴う」という要件確認は ほとんど行われず、 売上が50%以上下がっていれば 申請は通っているようです。 また、 この要件や事前確認が ネックになり、 申請件数も予定よりも少ないようで 予算が余っているようです。 予算を使い切らないと どこかの監査法人は 顔が立ちませんから ある意味、強引にでも 給付数を増やしてくるでしょう。 売上が50%以上下がっていることが 要件ではありますが、 それが「緊急事態宣言に伴う」 かどうかは 実際問題関係ないようですので、 もし該当する方は チャレンジしてみる価値は あるかと思います。 ご相談、ご不安なことが ありましたら、 お気軽に 中島税理士・行政書士事務所まで お問い合わせください。 セカンドオピニオンとしても 税務調査対策としても ご提案を致しております。港区六本木の中島祥貴税理士事務所 〒106-0032 東京都港区六本木4-1-1 第二黒崎ビル6階 0120-535-114(平日9:00~18:00)
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