インボイス制度に対応するために使える補助金!?
2022-09-27
■ 適格請求書(インボイス)とは ━━━━━・・・・・‥‥‥……… 適格請求書(インボイス)とは、 売手が買手に対して、 適用税率や消費税額等を 正確に伝える書類です。 適格請求書と認められるためには、 以下の国税庁で定められている事項を 満たす必要があります。 ① 適格請求書発行事業者の、氏名または名称および登録番号 ② 取引年月日 ③ 取引内容(軽減税率の対象品目である場合はその旨) ④ 税率ごとに合計した対価の額および適用税率 ⑤ 税率ごとに区分した消費税額等 ⑥ 書類の交付を受ける事業者の氏名または名称 ■ インボイス制度の2つのポイント ━━━━━・・・・・‥‥‥……… ◎適格請求書発行事業者だけが適格請求書を交付できる 仕入税額控除ができる適格請求書(インボイス)は、 適格請求書発行事業者だけが 発行できます。 適格請求書発行事業者でない場合は、 登録が必要です。 税務署長に 「適格請求書発行事業者の登録申請書」 を提出して登録申請しましょう。 なお、 登録申請は、 課税事業者でなければできません。 免税事業者の場合は、 登録申請書に加えて 「消費税課税事業者選択届出書」を提出し、 課税事業者となる必要があります。 ◎適格請求書発行事業者は消費税及び地方消費税の申告義務が生じる 現在、 課税売上高1000万円以下の免税事業者は、 消費税及び地方消費税の申告義務はありません。 しかし、 インボイス制度で 「適格請求書発行事業者」に登録すると、 課税売上高1000万円以下であっても 申告・納税義務が生じます。 ■ インボイス制度に対応した補助金 ━━━━━・・・・・‥‥‥……… ◎小規模事業者持続的発展支援事業(持続化補助金) 持続化補助金は 小規模事業者が経営計画を策定して 取り組む販路開拓等を補助するもので、 「インボイス枠」として、 適格請求書発行事業者(インボイス発行事業者) に転換する場合の 環境変化への対応を支援する 特別枠が設けられています。 上限額は100万円、補助率は2/3です。 ◎IT導入補助金 業務効率化やDXのための ITツール等の導入を支援する IT導入補助金では、 インボイス制度の対応を見据えた 会計ソフト等のITツール導入を これまで以上に促進するため、 補助率引き上げ、 クラウド利用料の2年分の補助、 PC等のハード購入補助を実施しています。 最大350万円のITツール導入補助に加えて、 PC、タブレット、レジ等の購入も 支援しています。 ■ さいごに ━━━━━・・・・・‥‥‥……… インボイス制度に対応するにあたり、 必要に応じて請求書の作成システム、 受発注システム等の改修が 必要になることもあるでしょう。 制度導入にかかるコストを できるだけ少なくするために、 補助金制度を 上手に活用することをおすすめします。 当事務所までお気軽にご相談ください。 ご相談、ご不安なことが ありましたら、 お気軽に 中島税理士・行政書士事務所まで お問い合わせください。 セカンドオピニオンとしても 税務調査対策としても ご提案を致しております。港区六本木の中島祥貴税理士事務所 〒106-0032 東京都港区六本木4-1-1 第二黒崎ビル6階 0120-535-114(平日9:00~18:00)
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