減価償却できない資産にはどのようなものがあるか? 【法人税節税】
2013-05-20
Q38 減価償却できない資産にはどのようなものがありますか?
A38 一口に固定資産といってもすべてが減価償却できるわけではありません。
固定資産の中には、減価償却により費用として計上できないものもあります。
これらの固定資産は費用化できないため、売却や廃棄滅失されない限り会社の資産として計上し続けることになります。
・土地および土地の上に存する権利(借地権、地上権など)
・絵画、骨董、書画、彫刻などの美術品や古文書など
・電話加入権
・建設仮勘定(建設中の建物。建物として引き渡された後は減価償却対象となります)
・乳牛の子牛など生育中の生き物で成熟前のもの(成牛となった後は減価償却対象となります)
また、株式などの有価証券も、減価償却資産とされません。
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